アグリハブにおけるRACコードの表示については、以下の動画の【14:50~】でも解説しています。
農薬には雑草・病害虫に抵抗性を持たせないために、 RAC コード という考え方があります。
RACコードには、殺虫剤の分類 [IRAC] , 殺菌剤の分類 [FRAC] , 除草剤の分類 [HRAC] があり、同じRACコードの農薬を続けて使用しないことが推奨されています。
アグリハブではその RACコードに対応した機能があり、簡単に農薬のローテーション管理を行うことができます。
特に設定の必要はなく、通常の散布管理機能をご利用いただくことで、自動でガイドが表示されます。
RACコード表記の説明
①について
農薬がどの RAC コードに分類されているかが表示されます。
アディオン乳剤は、IRAC の 3A に分類が行われていることがわかります。
また、右側に表示されている手のマークは、RACコードの考え方に基づき、使用が推奨されない場合に表示されます。
上画像の場合は、ほうれんそうに使われた農薬の成分、直近4種類の中に 3A が含まれているために、使用を推奨しない、という意味で表示されています。
* アグリハブで表示しているRACコードの表記方法は、JCPA農薬工業会 が提供している「RACコード検索表.xls」と同じ表記方法を採用しています。
②について
①で手のマークが表示されている場合に、その判断根拠となる過去の使用履歴を表示しています。
* ①に手のマークが表示されていない場合は表示されません。
今回の場合は、直近で使った農薬4成分の中で、1回 3Aが使われていたことがわかります。
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